大切なおふたりに「スペシャルな時間と空間...
時には毎日の喧騒から離れて、最高のおもて...

担任の先生へプレゼントを贈るときには、注意したいことがいくつかあります。感謝の気持ちを伝えるために用意したプレゼントで、先生を困らせてしまってはいけないので覚えておきましょう。
そもそも、「先生が生徒からのプレゼントを受け取ってよいのかどうか」を疑問に思う人もいるでしょう。これは、学校によって違います。公立の学校の場合には、先生は公務員になるため、金品の授受は禁止されています。私立の場合は、その学校の方針によって違いますが、トラブルを避けるために受け取ることを禁止している学校が多くあります。
また、クラス全体からのプレゼントは大丈夫でも、個人的な贈り物は受け取れないとしていることもあるので、事前に学校のルールを調べておくことが大切です。
せっかく用意してくれたプレゼントを、「規則のため受け取れない」と断るのは、先生の心にも大きな負担になります。お金をかけたプレゼントは受け取れませんが、手紙や色紙、手作りの品なら受け取ってもらえます。生徒からの気持ちと、思い出が詰まった品物はきっと喜んでもらえると思いますよ。
担任の先生へプレゼントを贈るタイミングで、1番多いのが「年度末」です。1年間お世話になった感謝の気持ちを込めて、クラスからのプレゼントとして渡します。
そのほかには、学期末、体育祭や文化祭、発表会などイベントの後など、学校行事の節目となるときや、先生の誕生日、結婚するとき、産休に入るときなどに渡すこともあります。
担任の先生へプレゼントを贈るときの予算は、1,000〜3,000円が相場です。年度末は、保護者やPTAが主導して花束などプレゼントを用意することがあります。このときの負担額は、生徒1人当たり100〜200円程度です。
生徒主導で、手作りの品物を作るときにも材料費が必要になります。その場合、生徒1人当たり50〜100円程度の負担で収まるようにしましょう。
担任の先生へのプレゼントは手作りの品物が喜ばれます。手作りなら生徒からのプレゼントでも受け取りやすいですし、記念として残るので思い出になります。
感謝の気持ちや、思い出を書いた手紙は、先生にとってうれしいプレゼントです。生徒も言葉では伝えづらいことや、伝えきれないことを、手紙なら伝えることができるでしょう。
クラス全員からのメッセージをひとつにまとめることができる寄せ書きは、先生へのプレゼントにおすすめです。先生は毎年いろいろなクラスを持つので、プレゼントをもらう機会も多いです。寄せ書きならコンパクトでかさばらないのに、思い出はしっかりと詰まっているので喜ばれます。
わざわざ集まらなくても、パソコンやスマホからメッセージを贈ることができるので、寄せ書き作りで、1番手間のかかる“メッセージ集め”をする必要がなくなります。デザインも自動でしてくれるので、とても便利です。
写真にメッセージを添えながら作る手作りのアルバムはおすすめです。製作時間や手間は、手紙が寄せ書きよりもかかりますが、写真があることで、時間が経って見返しても、そのときの思い出が鮮明によみがえります。
幼稚園や保育園、小学校低学年など、まだ言葉で気持ちを伝えられないときには、先生の似顔絵を書いてプレゼントするのも喜ばれます。
プレゼントは、実用性の高いものが喜ばれます。それは先生へのプレゼントでも同じです。先生へのプレゼントなら、プライベートではなく、学校で使えるものにするのがおすすめです。
ハンカチは実用性が高く、比較的安くても、品質の良いものを選ぶことができます。先生へのプレゼントとして人気の高いアイテムです。
封筒のようなデザインのパッケージに入ったタオルハンカチです。パッケージにはメッセージを書くこともできます。肌触りと、吸水性の良いタオルハンカチは、実用性が高く、先生へのプレゼントにおすすめです。
文房具は学校の先生の必需品です。ボールペン、シャープペン、色ペン、ステープラ、クリップ、ペンケースなどいろいろなものがあります。
デスクの中で散らかりやすいクリップをかわいくまとめることができます。お腹部分にはテープが入り、テープカッターとして使うことができるので、とても便利です。
ペン立ては先生の机に必ずあるアイテムです。机の上に出しておくものなので、シンプルなデザインのものを選ぶのがおすすめです。
マグカップは先生へのプレゼントの定番アイテム。教室では使いませんが、職員室でコーヒーやお茶を飲むときに、自分のコップを持っている先生は多いので、実用性の高いアイテムです。こちらはシンプルな白地のマグカップなので、みんなでメッセージを書いてプレゼントしてもいいですね。
プレゼントは相手に喜んでもらえることが大切です。生徒が先生のことを想って贈ったプレゼントでも、もらうと困ってしまうものがあります。プレゼントを用意するときには、自分の気持ちだけでなく、受け取った側の気持ちを考えることも大切です。
金券は先生という立場上、生徒からのプレゼントで受け取ることができません。保護者から渡すこともだめです。
大きすぎるプレゼントは、渡すときのインパクトはありますが、先生を困らせるアイテムです。特に写真やメッセージの入っているものは処分するにも困りますし、毎年いろいろな生徒を担当して、プレゼントをもらうことの多い先生は、収納場所にも困ってしまいます。
いつもやさしく、気さくに対応してくれる先生も、“目上の人”なので、品物を選ぶときには、生徒の目線からではなく、大人目線で使えるデザインにしましょう。キャラクターや派手なデザインではなく、シンプルなもののほうが喜ばれます。
担任の先生は、生徒にとって特別な存在です。先生も1年間成長を見守った子どもたちとの別れは、成長を感じられるのと同時にさみしさも感じていると思います。「ありがとう」の感謝の気持ちを込めて、思い出に残るプレゼントを贈りましょう。