大切なおふたりに「スペシャルな時間と空間...
時には毎日の喧騒から離れて、最高のおもて...

農林水産省によると、八十八夜は立春から数えて八十八日目にあたる日を指す暦。しかし、本来の暦ではなく「雑節」と呼ばれる日本独自の特別な暦です。季節の移り変わりをより確実につかみ、農業をはじめる目安とされており、江戸時代頃から天候の注意を促すために暦として記載されるようになったようです。
【参考資料】:農林水産省「「八十八夜」はいつ頃の季節のことをいうのですか。」
2022年の八十八夜は「5月2日」です。ちょうどGW(ゴールデンウイーク)あたりの時期で、暑すぎず寒すぎず気候的にもちょうど過ごしやすい季節ですね。立夏(5月6日頃)との境目の季節は気候的に安定しやすい季節なので、やはり農業をはじめるにふさわしい時期といえるでしょう。
文部省歌でもある『茶摘みの歌』の冒頭では「夏も近づく八十八夜〜♪」と歌われています。このように日本では、毎年八十八夜に新茶を摘む習慣があり、その年の初めの新芽から作られた新茶は、縁起物や不老長寿の妙薬として言い伝えられています。
八十八夜には、自宅でおいしいお茶を楽しみませんか?八十八夜にぴったりな日本茶を7選ご紹介します。ぜひ、大切な方と一緒に季節を感じながらお茶を味わいましょう。
八十八夜は、お茶の飲み比べを楽しみませんか?こちらのお茶の飲み比べセットは、宇治茶を楽しむ「白煎茶」、焙煎(ばいせん)にこだわった「黒ほうじ茶」、珍しい国産の紅茶「朝宮紅茶」が3点セットになっています。自分の好みのお茶を見つけたいときやいろいろなお茶を少しずつ楽しみたい方におすすめしたいギフトです。
お茶を育ててみませんか?一般的にお茶は時間がたつと劣化するものですが、高級なお茶は徹底された保管方法で1年ほど寝かすと、さらにお茶の香りが立ち、味の深みも増します。八十八夜にいっぱい飲んでから、保存用の缶でしっかりと保管し、次の八十八夜にもう一度飲んでみるなんて楽しみ方もおもしろいですね。新しいお茶の楽しみ方の幅が広がる一品です。
タイで有名な青色のハーブ「バタフライピー」の天然色素で色付けされた青い緑茶は、思わず周りの人を驚かせたくなるほど美しいお茶です。しかも、こちらのお茶はレモンを垂らすと、エキゾチックなパープルへと変色!おもてなしをしたいときや、八十八夜の特別な一夜のお茶に選ぶのもおすすめです。
にがみよりもお茶本来の味わいや香りを楽しみたい方におすすめ!『うおがし銘茶』の茶・銀座参は、ホッと安らぎを与えてくれるような味わいのお茶。まずはじめに、華やかな香りを楽しみます。そして一口飲むとほのかな甘さとうまみがお口の中に広がり、喉越しはキレがありスッとのど越しが爽やか。苦いお茶が苦手な方にも飲みやすく、女性へのプレゼントにもおすすめです。また、1年に一度の八十八夜に季節を感じながら飲むお茶にもぴったりですよ。
ほうじ茶が好きな人にはたまらない一品をご紹介!『HAPPA STAND』のOCHA「GEMMAICHA」は、契約農家のある京都府宇治田原町で栽培されたオーガニック煎茶+オーガニック玄米を同量配合した一品。焙煎(ばいせん)方法にもこだわり、職人さんが丹精を込めて炒った玄米を使用しているので、香ばしさと飲みやすさは格別です。
和漢のお茶「風」シリーズは、漢方の基礎「陰陽五行説」に基づきブレンドしたお茶です。こちらの風は、イライラやモヤモヤを沈めて清々しい気持ちへと導いてくれる原料を独自にブレンドしたもので、ちょっとお疲れ気味の方に飲んでいただきたい一品です。スパイシーな香りをぜひお楽しみください。
お湯を注ぐだけでOKのティーバッグタイプのお茶なのに、急須で入れたような本格的な味わいの煎茶が楽しめます。人数が多い時や、おいしい本格的なお茶をすぐに飲みたいときに便利です。お茶箱は防虫、防湿性に優れた桐(きり)の箱に入っているので、飲み終わったあとは小物入れとしてもお使いいただけますよ。
八十八夜は、端午の節句でのちまき、桃の節句でのちらし寿司のように特に決まった食べ物はありません。しかし、せっかく日本茶を楽しむのですから、日本らしい和菓子を召し上がってみてはいかがでしょうか?日本茶と和菓子で、日本の風情や四季を感じながら過ごしてみることをおすすめします。
八十八夜は、大切な人と一緒に和菓子とお茶でのんびり過ごしませんか?『赤坂青野』の感謝の喜もちは、小さくてコロンとしたフォルムがかわいく、たっぷりと黒糖を使った上品な甘さが特徴的な大福です。本来、八十八夜はそんなに日本人にとっても重要視されてない暦ですが、夏になる前の気持ちの良い季節を楽しむために、たまにはゆっくりと和菓子を食べながらお茶を楽しむのも良いですね。ぜひ、日頃の感謝の気持ちを伝えながらお召し上がりくださいね。
日本の定番の和菓子のひとつ『生八ツ橋』は、八十八夜にぴったりのお菓子です。『井筒の生八ッ橋 』の夕子の詰め合わせは、ニッキと抹茶の二種類が楽しめます。もっちりとした生地に粒あんがぎっしり詰まっており、日本茶との相性も抜群です。日本の四季を楽しみながら、日本茶と和菓子を召し上がってみてはいかがでしょうか?
八十八夜には、日本ならではの人気な甘味を楽しみませんか?『京甘味 文の助茶屋』の栗ぜんざいは、北海道産の大納言小豆をじっくり丁寧に炊き上げた上品なぜんざいです。ごろっとした栗の食感と、もちっとしたお餅の異なる食感を味わえます。また、ぜんざいは日本茶との相性も◎甘いぜんざいと、にがみのある日本茶で日本の素晴らしい四季を楽しみましょう。
日本の雑節『八十八夜』について解説しました。八十八夜は、本来の暦ではありませんが、日本の美しい四季や季節の移り変わりを感じる1日。新茶の茶摘みが行われる日なので、それに合わせて美味しい日本茶や和菓子を楽しみましょう。