両手を広げればキラキラお星様に大変身!か...
カシュクールのように左右の生地を重ねてい...

今シーズン、ブームになっているスイーツと言えば【カヌレ】♪デパ地下からコンビニまで各社カヌレスイーツを続々と発売しています。若い世代だと知らない方もいるかもしれませんが、実はこのカヌレブームは「第二次カヌレブーム」なのです。かつて1990年代に一度大ブームを起こし、20年以上の時を経てリバイバルしました。今回はそんなカヌレの有名店・実力店をたっぷりご紹介したいと思います。読んだらお取り寄せカヌレをポチッてしまうこと間違いなし!
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一言でいえば「複雑な味わい」にあるのではないでしょうか。
外はパリッとして、中はむっちりモチッと食感。同じ焼き菓子のマドレーヌのようなふわっとした食感ではなく、噛んだ瞬間弾力があってムッチリとした独特の歯ごたえがやみつきです。
また、パリッとした外側はホロ苦く香ばしい味わいなのに対し、中は甘さ控えめのカスタードのようなやさしい味わい。お店によってラム酒がきいていたり、バターの風味が強かったり、それぞれ個性が分かれます。
さらにカヌレの魅力は複雑な味わいだけでなく、コロンとしたかわいいルックスにもあります。
焼き菓子なのにプリンやゼリーを思わせるシルエット。第二次ブームの現在は、クリームやナッツなどでより華やかにデコレーションされていて、映えるスイーツとしての地位を確立しています。
外側の香ばしさが好きという方なら、トースターで軽く温めるだけで、焼きたての美味しさを味わうことができます。もともと焼いてあるものなので、焼きすぎると焦げてガリッとした残念カヌレになってしまいます。焼きすぎにはご注意を。
中のしっとりモッチリ感が好きという方なら、冷蔵庫で冷やしてから食べると◎。よりしっとりモッチリとした食感が味わえます。
また、カヌレはフランス菓子なのでナイフとフォークでお上品に食べるべき!と思われがちですが、そんな事はありません。手で持ってかぶりついたりちぎって食べたりしてもOK!特にお作法はありません。
一般的にはコーヒーや紅茶と合わせる方が多いようですが、緑茶でもハーブティーでもほうじ茶でもOK!
もしカヌレ上級者で、もっといろいろな楽しみ方を知りたいならぜひ赤ワインと合わせてみて♪カヌレは赤ワインの産地・フランスのボルドー発祥のお菓子で、その成り立ちも赤ワインの醸造工程に関連しています。実際にフランスでは赤ワインのおつまみとしても食べられているんですよ。
4種のドリップバッグ+カフェオレベースのセット。カヌレにあうコーヒーを飲み比べ出来そう。
「紅茶のボジョレーヌーヴォー」とも呼ばれる春摘みのファーストフラッシュと、甘くフルーティーな「紅茶のシャンパン」夏摘みのセカンドフラッシュのセット
ほんのりバニラが香る赤ワインで、カヌレとの相性もバッチリ!
福岡発の有名カヌレ専門店「ラ・スール」
チョコがけカヌレやカラフルなカヌレなど数々の美味しそうなカヌレがありますが、特に知名度を上げたのがカヌレの中に生クリームを入れた「生カヌレ」の存在です。
実は10年ほど前にライターの私もこちらのカヌレを食べたことがあります。当時はここまで華やかなカヌレではなかったものの、とても香ばしくラム酒とバターの風味もバランスも良く感激した記憶が残っています。福岡には名産品が数々あるにもかかわらず、ラ・スールのカヌレを買ってしまったほどです。見た目のみならず、間違いなく味わいも一級品!
スイーツ店の激戦区・兵庫の芦屋にある「ダニエル」。
「カヌレ」と検索すると必ず名前が上がるほどの有名店です。関西にある支店はどこも連日大行列で、新しい関西土産としても話題。 ダニエルのカヌレの特徴は、何と言ってもサイズ感。小ぶりで食べやすいサイズなので女性にはうれしい限り。ダニエルのカヌレは種類がとても豊富なので、プチサイズなら食べ比べも楽しめそうですね!
広島の有名カヌレ店といえば「立町カヌレ」。全国的な人気ゆえに最近では東京や大阪などにも出店が続いています。
立町カヌレの特徴といえば、トッピングの華やかさ♪一つ一つ宝石のようなカヌレを集めたらまるで花束のよう!女子会に持っていったら盛り上がりそうですよね。
立町カヌレについては下記の記事でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。
群馬県前橋発祥の和菓子店、「なか又」。まるで極厚パンケーキのようなふわっふわの皮を使った新感覚どら焼きで、全国のスイーツファンを唸らせる有名店です。
そんななか又とフレンチの名店ラトリエ・ドゥ・リアンがコラボしたカヌレがこちら。ベースとなるカヌレの香ばしさを活かしつつ和テイストを織り交ぜて、日本人の口に合うように仕上げた逸品。店舗では連日売り切れてしまう人気商品です。
関西の有名ラグジュアリーホテル「リーガロイヤルホテル」のカヌレも自宅で手軽に楽しめます。
伝統的なレシピをベースに、ピスタチオやストロベリーなどのフレーバーでアレンジした人気のカヌレ。チョコレートでデコレーションされたかわいらしいルックスのカヌレは、カラフルな断面にもテンションが上がります。
東京郊外に佇む洗練された有名フレンチレストラン「TERAKOYA」。
意外な素材とスイーツとの斬新なマリアージュで話題です。テラコヤのカヌレは一見オーソドックスなカヌレのようにも見え、流行りのデコラティブなものではありません。ですが、ひとくち頬張るとその香りにはきっと驚くはず。トリュフとラム酒の芳醇な香りにうっとり!まさに大人のための贅沢カヌレです。
食に定評のある札幌の老舗有名ホテル「札幌グランドホテル」。
「まずはカヌレが一体どんなものなのかを知りたい」という方にオススメなのがこちら。伝統的なレシピで丁寧に作られたクラシックと、ほんのりオレンジ風味のリキュールが香るオレンジの2種がセットになっています。トッピングの鮮やかな映えカヌレ全盛ですが、ホテルの熟練パティシエが手掛ける正統派カヌレは必食です。
カヌレはブームゆえ最近ではたくさんのお店で見かけますが、正直「焦げすぎ!」「全然パリッとしない」「ラム酒強すぎ~!」など、実は自分好みのカヌレを見つけるのは難しいものです。こちらでご紹介したカヌレ有名店も、店ごとに個性が全く違います。どの有名店も通販を展開していますので、気に入ったお店からお取り寄せして食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょうか。