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ラン活のスタート時期はいつ?

筆者にも小学生の子どもがいるのですが、最近のラン活事情を聞いてちょっと驚きました。

「え、今のラン活ってそんなに早くから始まってるの!?」

ほんの数年の間にもラン活のスタート時期は年々早まっているようです。

最近の傾向ですと、早い人では「年中の夏」からラン活を開始しているのだとか。とはいえ、この時期に入学年度の新モデルが出揃っているわけではないので、どんなブランドがあってそれぞれにどんな特徴があり、どのくらいの価格なのかを大まかに調べるというものです。

ランドセルの売り切れに注意

実際に新モデルが発売されると、年長の4月には売り切れてしまうモデルも珍しくありません。女の子向けのランドセルや大量生産できない工房系のランドセルは特に動きが早いといった話も聞きます。

筆者自身はのんびりと夏休みに入ってから都内で店舗巡りをしたのですが、有名工房のランドセルや大手メーカーの女の子向けランドセルはすでに売り切れている物が結構ありました。

ランドセル購入は早すぎてもデメリットがある

とはいえ早ければ早いほど良い!とも言い切れないのがラン活の難しいところです。

・年中から年長に成長する過程で好みが変わる

・体の成長により実際に背負った感じが変わってしまう

・言葉の成長などで年中よりも年長の方が、子ども自身の具体的な要望が伝わりやすくなる

など、早すぎる購入にはデメリットもあります。

年中の1・2月にカタログを取り寄せラン活を開始し、年長の4月からGWを目安に店舗を回り実際に背負ってみて、5~8月までに購入するという人が圧倒的多数のようです。

ランドセル購入は遅くてもメリットがある

それでは9月以降はもうランドセルは買えないのか?というとそうでもありません。

よほどこだわりがない限りは問題なく買えますし、秋以降は型落ちモデルとして大幅に値下がりします。ここを狙ってランドセルを購入する人も多いのです。

ラン活メモ:ランドセルは誰が買う?

本来ランドセルは保護者である両親が買うものですが、最近の子どもは少子化により6ポケット(6つの財布)があると言われています。

両親(2つの財布)+両家の祖父母(4つの財布)の6つです。

そこで小学校入学時に大きな出費となるランドセルの購入は祖父母が全額払うパターンが増え、ある統計によると過半数は祖父母の支払いであるというデータもあります。

そこで「ランドセルはウチが買うつもりだったのに!」「どんなランドセルにするか意見を挟まないでほしい」など、トラブルも起きやすいので、次のことを決めておくことをオススメします。


①誰がランドセルの費用を出すかはラン活開始とともに早めに決めておく。

②祖父母が費用負担すると決まったら、早めにカタログやホームページを見せて、最近のランドセル相場を知っておいてもらう。

③両家祖父母がともに「ランドセルはウチが!」となった場合、片方にはランドセル以外の学習机(リビングデスク)やランドセル周りの収納家具をお願いする。

④ランドセル選びにあまり口出しされたくない場合は、両親と祖父母で費用を折半にする

⑤祖父母が実物を買って子どもにプレゼントする形にしない。
費用のみ負担してもらう、もしくは子ども・両親・祖父母揃って店に出向き一緒に買う形式にした方が、「コレジャナイ!」「思ったのと違った」といったトラブルを防げます。

ラン活メモ:ランドセルの色の決め方

ラン活中、子どもと親で一番もめるのが色についてです。

女の子は特に、子ども自身はピンクや水色・パープルなどのゆめかわ色を欲しがり、親は赤やブラウンなどの長く使っても飽きのこないものや汚れの目立たない色を希望するケースが多いものです。

実際、高学年の女の子に聞くと「何でこんな子どもっぽい色にしたのか後悔してる」という声もよく聞かれます。とは言え、そんな未来の好みなんてたった6年の人生経験で分かるわけもなく……。

ランドセルの色決めに難航した場合のヒント

そこで筆者の提案なのですが、ランドセルカバーで調整してみてはいかがでしょうか。

ハンドメイド販売サイトなどではランドセルカバーを作る制作者がいて、既製品以上に様々な色柄のランドセルカバーが売られています。

例えばランドセル本体をベーシックな色にして、ランドセルカバーをお子さんの好きな色柄にすると、ランドセルのイメージをガラッと変えることができ、その上イメージチェンジも比較的安価で簡単です。 

※1年生は指定の黄色いカバーをする小学校が大半なのでご確認ください。


筆者も下記のハンドメイド屋さんで実際にお願いしたのですが、色柄バリエーションの豊富さと完成度の高さに驚きました!繁忙期には注文が殺到しミシン作業で腕が上がらなくなるほどだそうですので、ランドセルが決まったらランドセルカバーも早めにチェックしてみてくださいね。



ラン活メモ:ランドセルの人気ブランド

ではラン活をしている人にはどんなメーカーが特に人気なのでしょうか。代表的なランドセルメーカーをリンク付きでご紹介します。

※リンク先はカタログ請求ページです。

<工房系>

土屋鞄製造所 

大人も欲しくなるようなシックで洗練されたデザインが多く、絶妙な色使い・素材使いに個性が光ります。 筆者は工房で職人さんが作製している現場を取材したことがあり、つくりての理念やユーザーへの思いに感動しました。

鞄工房山本 

コバ塗りと呼ばれるニス塗りと磨き上げを繰り返す伝統的な製法を用いた、職人技の光るランドセル。伝統的な技術だけでなく、タブレット対応などの新しい機能を備えたモデルもあります。

池田屋 

牛革のタフさと人工皮革の軽さを組み合わせた、良いとこどりのハイブリッド構造を全モデルに使用しています。自宅で試着できるサービスもあり便利です!※要予約

黒川鞄工房 

特に本革にこだわりのあるメーカー(クラリーノも取り扱い有り)。中でもコードバン(最高級馬革)のランドセルが人気ですぐに品薄になってしまいます。こだわりの素材を使っている分、他メーカーよりはやや高めの価格帯が多いようです。

<大手&流通メーカー>

セイバン(天使のはね) 

ランドセル売上シェアトップのメーカー。重さを感じにくい独自のベルト形状と背当てもふわっとやわらかいのが特徴です。早割や、イメージ違いによる交換サービスもあります!

協和(ふわりぃ) 

全モデルにチェストベルト(胸前のベルト)を採用しているので、ランドセルを背負った状態での安定感があり、小さな体がランドセルの重さに振り回されにくい構造です。また、筋力が弱かったり手先がうまく使えない障がい児のための専用ランドセルも販売しています。コストコでは通年お得に買えるモデルもあるようです。

ハシモト(フィットちゃん) 

独自の背カンを使用することで肩への負担を半分に減らしてくれるのがポイント。軽さに定評のある人工皮革クラリーノのみの取り扱いとなりますが、頑丈さにも妥協はありません。

イオン(かるすぽ) 

軽くて大容量で、とにかくカラーバリエーションが豊富。イオンで実物を手にとることができるので、遠くのショールームにわざわざ出かける必要がなく気軽に試着ができます。イオンでの買い物がお得になる日と早割を併用すると、かなりお得になる点も◯。

ラン活メモ:meechoo掲載おすすめのランドセル

meechooでも老舗ランドセルメーカー・アオキによる「ユーアンドアイ」のステキなランドセルをご紹介中です!ぜひご覧ください♪

シュシュルバン

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大きなリボンに目が釘付け♪フタを開けると内装も華やかで、小学校に行くテンションも上がりそうです。カラーはピンク・ホワイト・ラベンダーの他に、シックなワインレッドやキャメル・ブラウンもあります。

メロウクリーム

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いちごのケーキをイメージしたステッチや、いちご型の金のハトメがポイント♪フタの裏までショートケーキ柄とこだわっています。女の子の夢が全部詰まったランドセルです。

フレーミング

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ツートンカラーがアクセントになったデザインのランドセル。ブラックやブラウンなどのベーシックカラーでもカラーコンビネーションに個性が光ります。

シューティングレイズ

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アクティブでスポーティーなデザイン。最近は「赤いランドセルが欲しい!」という男の子が増えているそうですが、こんな赤なら男の子にもピッタリ!新幹線はやぶさのようなエメラルドグリーンもステキです。

アーガイル

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欧米のトラッドブランドでも人気のあるアーガイル柄を取り入れたランドセル。男の子でも女の子でも違和感なく使えて、高学年になっても飽きないデザインです。背負うだけで品のあるきちんと感が備わりそう。

牛革カジュアル

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物の出し入れがしやすく個性的でオシャレなイメージの半かぶせモデルです。フタのステッチや内装の上品なタータンチェックでさり気なく個性を主張しています。

ラン活:まとめ

ここまでラン活の始め方やランドセル購入についての様々な情報をまとめてみました。他にも「6年間の品質保証(修理サービス)」はあるか、「小学校のロッカーに適合するサイズか」などもチェックしてみてくださいね。

また自治体によっては、ランドセルは全員配布になるところや、ランドセルではなくリュックサック型ランドセルを使うところなどもあります。引っ越しを伴う場合などは特に、就学する小学校の自治体の情報を調べてからラン活を始めてみてくださいね!


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この記事を書いた人

meechoo編集部
ベビーキッズチーム

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