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平和ボケしているかも。見落としがちなポイントをご紹介

日本人は平和ボケしているから狙われやすいという説を聞いたことがありませんか?「海外では気を付けるから大丈夫!」と思いたいところですが、意識したとしても平和ボケしがちなポイントを把握していないと気を付けられないかもしれません。ここでは海外でやりがちな平和ボケや気のゆるみをご紹介します。

平和ボケ1:危険感知センサーが機能しない

もっとも意識したいのが、現地人ではないからこそ、危険を無意識で感知できないということ。

現地の人であれば、「この条件が揃ったら危険...」や、「この人たちの雰囲気何となくまずいかも...」というのが無意識でもわかるもの。ですが、外国人である我々はそれを意識したとしても、見抜くことができず、ふらふらと危険に迷い込んでしまうのです。

そればかりか、恐れる必要がないものを恐れ、避けるべきものに気が付かない可能性もあります。こればかりはいくら意識しても経験値がない場合、自分で気が付くことはできません。

■こんな意識をもって...

対策としては、安全な場所にいる時に周りの現地の人の雰囲気(リラックスしているか年齢、服装、人数など)を確認し、旅行中は周りにいる人たちの様子が安全な場所の人たちの様子と同じかどうかをチェックし続けること。とくに自分に近い属性(性別や身長、年齢)の人がどういう態度を示しているかをよく観察することで、危険な場所であることを察知することができるかもしれません。

平和ボケ2:狙われやすい雰囲気

慣れない観光地では、自信なさげな表情でうつむいてスマホで地図を見ながらトボトボと歩いてしまったり、ガイドブックを広げて交差点でキョロキョロしたりしてしまいいがち。

でも、それも平和ボケから来る行動といえるかもしれません。「迷っています」「この街の人間ではありません」という態度を他人に見せることもリスクを伴う可能性があります。

■こんな意識をもって...

言葉がわからなかったり迷子になったりして心細くなった時でも態度だけは「ここは私の街だ」「目的地わかってます」と自信満々な雰囲気を保ちましょう。

なんでも、犯罪者は歩幅や視線、表情などを見て、弱ってそうな人を狙うこともあるそうなので、自信をもって顔を上げ、背筋を伸ばして軽く手を振りながら元気よくスタスタと歩くと防犯になるのだとか。

平和ボケ3:謎の自信

「このわき道人少いけどまあいっか」「短時間なら大丈夫でしょ」「初対面の人だけどまあ安全だろう」「せっかくの海外だし経験しないと!」と謎の自信にあふれて行動してしまうのも平和ボケです。

平和ボケ①でも紹介した通り、日本国内仕様の危険センサーは国外で通用しなくなります。センサーが反応しなくなったことに気が付かず、かつ、謎の自信で危険な場所や人に疑いを持たずに近づいてしまったり、詐欺を疑わず従ってしまったり、などのミスをしてしまうのです。もちろん、本当に安全で、楽しい経験になったということもあるかもしれませんが、賭けに近い部分もあります。

■こんな意識をもって...

慣れない土地で「なんだろう?危険なのかな?まあ大丈夫でしょ」「この電話なんだろう?話しても安全かな?考えすぎか」という考えが浮かんだときは「危険なのかな?」の方にまずは従い、しっかりインターネットなどでリサーチをしたうえで行動するとよさそうです。できたら、翻訳機能などを使い現地の言葉で調べるとなお良し。


平和ボケ4:話しすぎ

海外で現地の人と話すのは旅のだいご味。ですが、なれない土地で一生懸命外国語で話していると、嘘やごまかしをするほど頭が回らないかもしれません。でも、正直に自分の状況を話してしまうのは絶対にダメです。

とくに、誰と何人で旅行に来ているのか(人数や性別構成)・旅の日程(未来の予定)・名前・持ち物について。などを初対面の人に話すのはやめましょう。「ひとりで来て〇〇ホテルに泊まってるよ!明日は他の街のホテルに移るんだ。名前は○○だよ」といった情報を話しているのを悪い人に聞かれていた場合、しっかり計画を練るには十分な情報なので、ターゲットにされてしまうかもしれません。

■こんな意識をもって...

ひとりで来ていたとしても「ホテルに友達が待っていて3人で旅行してるんだ」と言ったり、「いいホテルに泊まってるよ」と居場所をごまかしたりするのが大切。名前を聞かれた場合も、本名ではなくニックネームを伝えるのがおすすめです。

こんな防犯対策もおすすめ

海外ので簡単にできる防犯アイディアをご紹介!

ホテルのドアを守る

ホテルで夜寝ているときに人が入って来た...なんて事態を避けるためにも、寝る前のドアまわりの防犯対策は大切。開けられなくするほかにも、音を出して警告してくれるような対策だけでもしておくと安心できますよ。

・大き目のスーツケースをドアの前に置く

20キロを超えるものをドアの前に置いておけばドアがなかなか開けられなくなります。開けられないわけではありませんが、手間取る上に、勢いをつけて開けると荷物が動く音がするので気が付くことができます。筆者は、毎晩寝る前にすべての持ち物(30㎏くらい)をドアの前に積み上げて簡易防犯にしていました。

・ドアストッパーやアラームアイテムを置いておく

滑り止め強めのドアストッパーや、音が鳴るアイテムを持っていくのもおすすめ。万が一ドアを開けられてしまっても音が鳴ったり、ストッパーで開けられなかったりするので物音に気が付くことができます。インターネットで探してみると、振動に反応するアラームや。アラーム付きドアストッパーなどを見つけることができます。

・タオルを挟む

取っ手やロック部分にタオルを挟むことでドアをこっそり開けられなくするという方法もあるようです。

・余分なドアがあるなら注意

メインのドアの他に、隣の部屋と行き来できるようなドアがある場合は、鍵がかかっている場合でも、対策をしておくと安心です。

リュックは便利だけど注意も必要

重いものを効率的に持てる上に、両手が自由になるリュックは、旅行の定番。でも、背中側にあるリュックは防犯面で少し心配です。貴重品などは開けてすぐ手が届くところにはしまわない、PCなどの高価なものが入ってるポケットのチャックにはキーリングをつけたりして固定しこっそり開けられなくするなどの対策が必要です。

また、南京錠をつけると、簡単には外せない反面、貴重品が入っているのがバレバレなので目を引いてしまう場合もあるようです。状況で使い分けると良いでしょう。

移動中、PCやタブレットは肌身離さず

ワーキングホリデーや短期留学、1か月越えの長期旅行などに行く場合、PCやタブレットを持っていく方も多いでしょう。重いかもしれませんが、ホテルに到着するまでは必ず自分で持ち歩きましょう。

高価なものは少し目を離すと紛失してしまう可能性もあるため、どこに行くにも絶対に一緒に持ち歩くのがおすすめです。そのため、リュックタイプのPC入れや絶対に手放さないならキャリーケースにいれて持ち歩くのがおすすめ。ホテル到着後も、ホテルの机の上など目につく所に出しっぱなしにして出かけるのは少しリスクが高いため、必ずどこか安全だと思える、ぱっと目に留まらない場所にしまってから出かけましょう。

スーツケースにはチェーンロックを付ける

スーツケースはカギがかけられるので簡易金庫のように使える一方簡単に持ち歩けてしまうため、盗難にあう可能性もあります。そんな心配を予防するために、自転車用のチェーンや、ワイヤー付き南京錠を持っていくのがおすすめ。ホテルのベッドや机の脚にスーツケースを括りつけておけば盗難の可能性を下げることができます。

小さなカバンを上着の中に潜ませて

スリが多いエリアに行くときは、パスポートや緊急時用のキャッシュカードなどをメインのカバンとは別の小さなカバンにいれ、上着や服の下に持つのがおすすめ。スキミング防止タイプのものや体に巻いても目立たない形のものなどいろいろありますよ。

財布は2個持ちが吉

お金やカードは旅行先での命綱。落としてしまったり、スリにあう可能性などを考え、いくつかの財布に分散して持っていくのがおすすめです。また、同じカバンに両方入れるのではなく、サブバックやスーツケースの中などパッと盗られにくそうなところにスペアを入れておくとよさそうですね。

お金や住所の情報を伝える時は慎重に

留学やワーホリでよく聞くのが、詐欺。これは日本国内でも同様ですが、電話などでは絶対に、口座の暗証番号やクレジットカード番号を言ってはいけません。知られた瞬間に全額引き出されてしまうという事件もおきているようです。

相手が銀行を名乗っていたとしても怪しいなと思ったら、落ち着いて「探してからかけなおす」と伝えて一回電話を切り、よく調べてから、自分から公式の電話番号に電話をかけなおしましょう。


旅行に行く人に贈るなら使えるプレゼントがおすすめ!

これから旅行や留学、ワーホリに行く人に、旅行先で使えるプレゼントを贈るなら、こんなプレゼントがおすすめです。

PC持ち運びに便利なリュック

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海外にPCを持っていく場合こちらのリュックのようなタイプがおすすめ。PCとタブレットを入れる部分とそのほかのものを入れる部分が分かれているタイプのリュックは、持ち物を整理しやすく、防犯考えた時もPCが入っている方のチャックのみキーホルダーや鍵で固定してしまえばOK。このリュックのようなタイプは雑貨屋や洋服屋などで探してみると5千円前後~3万円くらいでおしゃれなものを見つけることができますよ。筆者が国際線に乗るときは、機内にPCケースとしてのリュック(大きさに注意)と洋服を入れたキャリーケースをもって乗り込むことが多いです。

パスケース

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日本のPASMOやICOCAのようなICカードを交通機関で使う国に行く場合、パスケースがあるととても便利!カバンに括りつけられるタイプは盗難防止にも役に立ちます。旅行に行く人にプレゼントで贈るなら、使うのが楽しみになる洗練されたデザインのものを贈ってみては。

小さめサブバッグ

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冬場などの上着を着ているような季節なら、こちらのような小さめの斜め掛けカバンに貴重品やパスポートを入れて上着の下に防犯対策として潜ませるのもおすすめ。服の色になじむ白や黒のものなら目立ちません。

しまいやすいコンパクトな財布

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海外旅行には小さなカバンにもしまいやすく場所を取らないコンパクトな財布がおすすめ。お金を分けて保存するためのサブ財布にも便利です。また、外貨用と日本円用の財布を分けておくとお金が混ざらず、慌てる心配がありません。プレゼントで財布を贈るときは、風水を見て色を選ぶのもおすすめです。

まとめ:海外のひとり旅行で意識するポイントをおさえながら安全第一で過ごす

いかがでしたでしょうか。平和ボケしているといえど、気を付けるポイントをおさえておけば、より安全に旅を進められるでしょう!皆さまの海外でのひと時が素晴らしいものになることを願っております。よい旅を!


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この記事を書いた人

meechoo編集部
お出かけ・旅行チーム

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