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「業務で失敗して取引先に迷惑をかけてしまった…。何か菓子折りを渡そうと思っているけれど、初めての経験だから何を渡せばよいのかわからない。具体的に何を基準にすればよいのでしょうか。おすすめを教えてください」 今回は上記の悩みに答えていきます。 お詫びの品として菓子折りを渡そうと思っても、それが初めての経験だと何をどうすれば良いのかわからないですよね。 そこでこの記事では、お詫びの品として菓子折りを渡す注意点と、おすすめの菓子折りを紹介していきますので、ぜひ参考にしていただけたらなと思います。
まずは謝罪の際に持っていく菓子折りの注意点を紹介していきます。
あなたは「菓子折りを渡すときの注意点は何がありますか?」と聞かれたら、正確に答えることはできるでしょうか?
もし難しい場合は、これから読む内容はきっとあなたのためになると思います。
「すでに知っている」という方は、記事後半のおすすめの菓子折りを参考にしてくださいね。
お詫びの品として菓子折りを渡す注意点は下記の通りです。
・熨斗(のし)
・水引に注意すること
・相場観に注意すること
それぞれ順番に解説していきます。
まず1つ目に注意するべきことは、熨斗(のし)についてです。
熨斗(のし)は熨斗(のし)紙の右上に印刷されている飾りのことで、これは「お祝い事」を連想させるものなので、謝罪の場面ではふさわしくありません。
表書きには「お詫び」や「深謝」といった言葉を入れると良いでしょう。
また、目上の人に渡す場合に使われる「松の葉」という言葉を使っても構いません。
2つ目に気を付けなければいけない注意点は「相場観」です。
あまりに安価なものを渡してしまうと、どうしても気持ちが伝わりづらくなってしまいます。
今の時代はインターネットを使ってすぐに情報にアクセスすることができるので、渡した菓子折りがどれくらいの相場なのかはすぐに判断できます。
ですので、あまりに安すぎても失礼になってしまいますし、反面高すぎるのも「相手に申し訳ない」と思わせてしまうため、望ましくありません。
具体的には、3,000円~10,000円の範囲内に抑えるのが一般的です。
また、相場観と合わせて「菓子折りの重さ」にも注意する必要があります。
あなたがもし謝罪をされる側だとして、菓子折りを「軽い」と感じたら、それに対してどう思いますか?
恐らく「気持ちがあまりこもっていないかな…」と感じるのではないでしょうか。
一方、「重たいなと感じる菓子折り」をいただいた場合は、どう思うでしょうか?
この場合は「重さで罪をごまかそうとしているのでは?」と感じますよね。
このように、相場観、重さによって相手の感じ方が変わってくることを覚えておきましょう。
では、ここからは菓子折りの渡し方をケース別に解説していきます。
相手に謝罪することに変わりはありませんが、ケースによって気を付けるべきことが変わってきますので覚えておきましょう。
・ビジネスシーン
・けがを負わせてしまったとき
・お相手の方が女性だったとき
それぞれ順番に解説していきますね。
ビジネスシーンでの菓子折りの渡し方は、気を付けるべき点がたくさんあります。
まず、基本的なこととして「先方の上席にいる人」に渡すのがベターです。
渡す側も、2人以上で渡しにいく場合は、立場が上の人間が渡すようにしましょう。
手提げ袋にお詫びの品を入れている場合は、必ず袋から出して渡すようにしてください。
これは、手提げ袋などには「ホコリよけ」の意味があるためです。
ビジネスシーンでの菓子折りの渡し方は、上記3つが大切なので意識してくださいね。
2つ目はけがを負わせてしまったときの菓子折りの渡し方についてです。
具体的には、子どもが友達にけがを負わせてしまった場合や、自分が交通事故でけがを負わせてしまった場合ですね。
この場合は、まずはけがを負わせてしまった人全員揃って、相手の家に伺いましょう。
そこで「玄関先で渡した方が良いか、渡さないほうが良いか」ということを見極めて、袋から出して渡すようにしてください。
もし、お相手の方が「どうぞ家に上がってください。」などのような言葉をかけてくれた場合は、そのまま家の中に上がり、一通りのお話を終えてから渡すようにしてください。
お相手の方が女性の場合は、家の中に入ってしまうのは失礼に当たります。
ですので、この場合は玄関先で渡すことがマナーです。
女性同士ならまだ、お相手の方に「家に上がってください」と言われたら上がるのはありかもしれませんが、あまり良い渡し方とは言えません。
玄関先で袋から出して渡す方法が最も無難な方法です。
では、お詫びの品の菓子折りおすすめ5選を紹介していきます。
おすすめの5選は下記の通りです。
・マカロン
・ガトーショコラ
・焼き菓子詰め合わせ
・フルーツゼリー
・バウムクーヘン
それぞれ順番に解説していきます。
まず1つ目におすすめの菓子折りはマカロンクッキーです。
菓子折りの定番だと言えますが、中でもおすすめは「ピエール・エルメ」のマカロンで、さまざまなフレーバーがセットとして購入できるはずです。もちろん、菓子折り専門店で買うのもありだと思いますので、お相手との関係によって決めていけば大丈夫ですよ。
2つ目におすすめなのは八芳園のガトーショコラ詰め合わせです。
値段も2,000円前後で、程よい重さ、見た目の美しさ、そして歴史ある名前と失礼のないお詫びの品となるでしょう。また、ガトーショコラは比較的万人受けするお菓子ですので、謝罪先の企業が男性女性に偏りがあっても美味しく召し上がっていただくことができます。
3つ目におすすめの菓子折りが焼き菓子詰め合わせです。
正直なところ、この焼き菓子詰め合わせを含め、先ほど紹介したマカロンやレーズンサンドなど高級感を感じるお菓子であればどれを選んでも無難に渡すことができるでしょう。
4つ目におすすめの菓子折りはフルーツゼリーです。
フルーツゼリーは、比較的お相手の方が「ご高齢の場合」に渡すべきお詫びの品だといわれています。ですので、あまりビジネス間での菓子折りとしては渡さずに、けがを負わせてしまった場合や、何か失礼なことをしてしまった場合に渡すようにしましょう。
5つ目におすすめの菓子折りがクロワッサンラスクです。
見た目が美しいだけでなく、製造日から50日保つなど、比較的日持ちします。人と被りづらいのに、万人受けするおすすめの菓子折りであることは間違いありません。
6目におすすめの菓子折りがバウムクーヘンです。
手土産の定番洋菓子なだけあり、真面目さと親しみやすさを感じさせます。味だけでなく個包装のものやホールのものなど種類も様々ありますので、相手にあわせて選択しましょう。
7目におすすめの菓子折りが和菓子です。
和菓子には、「上品」、「伝統的」というイメージがあり、真面目さを感じていただけます。詰め合わせですと華やかさや豪華さもプラスされるので見栄えが良いでしょう。
お詫びの品に持っていく菓子折りと甘いものが苦手な方へのお詫びの品を紹介してきました。
菓子折りを渡す際は、熨斗(のし)を書かないこと、相場観や重さに気を付けることを意識して、ぜひ気持ちが伝わる菓子折りを選んでいきましょう。