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フランス発祥のお菓子にはどのようなものがあるか知っていますか?日本ではケーキやクッキーなど、すべての洋風なお菓子を洋菓子としてひとくくりにしているので、「洋菓子=フランス菓子」と思っている人もいるかもしれませんね。実は洋菓子はフランスやイギリス、ドイツなど西洋のお菓子の総称で、どこの国のお菓子というわけではありません。そんな洋菓子の中でも、特にフランス発祥のお菓子は、プレゼントにも人気です。フランス発祥のお菓子の種類や、ギフトにおすすめの商品をご紹介します。
フランス菓子は、手土産やプレゼントに人気があります。たくさんあるお菓子の中でも、なぜフランス発祥のお菓子が、日本で大きな人気を集めているのでしょうか。
プレゼントは見た目が重要です。上品でありながら、パッと目を引く華やかさもあるフランス発祥のお菓子は、まさにプレゼントに最適なお菓子と言えるでしょう。目上の方へのプレゼントにも適しています。
フランス発祥のお菓子は種類が豊富です。焼き菓子だけでもマドレーヌ、フィナンシェ、カヌレ、サブレ、マカロン、ガレットなどがあります。そのほかにもシュー生地を使ったお菓子や、チョコレートを使ったお菓子、パイやタルトを使ったお菓子も合わせると、選択肢がとても広がります。予算やシチュエーション、相手の好みに合わせて選ぶことができるのもフランスのお菓子の魅力です。
フランス発祥のお菓子は、バターやアーモンドなどをたっぷりと使ったものが多く、香りが豊かで濃厚な味わいのものが多いです。普段食べるお菓子とは違い、ぜいたく感があることも贈り物に向いている理由です。
フランス発祥のお菓子は、コーヒーや紅茶によく合うものが多く、また小ぶりでまわりを汚さずに食べることができるも多いです。そのため、お茶会への手土産にはもちろん、職場への差し入れにも向いています。
フランスでは、なぜこれほど多くのおいしいお菓子が生まれたのかというと、製菓材料が手に入りやすかったことと他国との交流が関係しているようです。プレゼントするお菓子にまつわる豆知識を知っていると会話のきっかけにもなりますし、お菓子を味わいながらそのおいしさの奥深さをより深く感じられるでしょう。
中世初期のころは、まだパンと菓子の区別があいまいだったようです。干拓が進み小麦の収穫量が増えたので、余った小麦粉でパン職人がお菓子作りをしていました。ですが、当時のお菓子は砂糖が入手困難だったので、今のような甘いお菓子ではなく、硬いビスケットのようなものだったといわれています。
フランスでお菓子が発展するきっかけになったのは、アンリ2世のもとにカトリーヌ・ド・メディシスが、祖国イタリアから料理人や菓子職人を引き連れて嫁いできたことです。これにより宮廷内にイタリアの文化が伝わり、砂糖やシュー生地を使ったお菓子が、フランス人好みにアレンジされ広まったとされています。
さらに、16世紀の後半にはルイ13世と14世がスペインの王女と、ルイ16世はオーストリアのマリー・アントワネットと結婚。周辺諸国からそれぞれの食文化が宮廷に持ち込まれ、フランス流に発展していったと考えられています。
当初お菓子の文化は、貴族を中心に栄えていました。一般に広まったのはフランス革命がきっかけになったようです。1789年のフランス革命によって、宮廷に雇われていた菓子職人たちの多くが失業してしまいます。そこで、自分で菓子店を開く職人が出てきたことで、貴族の間で楽しまれていたフランスのお菓子が一般にも広まったそうです。
フランス料理は、トルコ料理と中華料理に並ぶ世界3大料理のひとつです。フランス料理の特徴は、高度な調理法と洗練された盛り付けで、味だけでなく目でも楽しめるというところです。また、フランスは食事だけでなく、スイーツも有名です。みなさんが普段食べているスイーツの中にもフランス発祥のものがたくさんあるんですよ。数あるフランス菓子の中から特に人気のあるものをご紹介します。
カラフルでコロンとした丸いお菓子です。中にクリームやジャムが挟んであります。主な材料はメレンゲと砂糖なので、サクサクっとして、シュワーっと溶けていく不思議な食感も魅力です。
フォンダンは「とろける」という意味です。ケーキの生地の中にガナッシュチョコレートを入れて焼くので、フォークを入れると中からトロッとチョコレートが出てくるのが特徴です。チョコレート菓子では、ガトーショコラやオペラなどもフランス発祥のお菓子です。
焦がしバターとアーモンドの香りが豊かな焼き菓子です。周りは少しサクッとしていて、中はしっとりとしています。似ているお菓子にマドレーヌもありますが、こちらもフランス発祥です。マドレーヌもバターの風味が豊かな焼き菓子ですが、貝殻の形の焼き型で作られていて、洋酒を効かせているのが特徴です。
卵、砂糖、牛乳を混ぜたものをゼラチンで固めた冷菓です。バイエルン王国の貴族のために作られたお菓子といわれています。
フランスでは、シュー・ア・ラ・クレームと呼ばれます。シューはキャベツという意味で、焼き上がった生地の形がキャベツに似ていたことから「クリームの入ったキャベツ」という意味で名付けられたそうです。シュー生地を長細くしてチョコレートをかけたエクレアもフランス発祥のお菓子です。
カヌレ・ド・ボルドーが正式名称です。カヌレは「溝のついた」という意味があるそうで、カヌレ型という焼き型を使って作られます。表面は黒くなるほどしっかりと焼き目がつけられますが、中はしっとりしていて、ラム酒が効いています。
ミルは「千」、フィーユは「葉」という意味で、ミルフィーユは「千枚の葉」という意味があります。葉に見立てた塩気のあるパイ生地を重ねて、その間にカスタードクリームやホイップクリームを挟んでいます。
クッキー生地の上にナッツをのせてキャラメルでコーティングしています。ザグザグした食感と甘いキャラメルが絶妙にマッチしています。
タルトもフランス発祥です。特に有名なのがタルト・タタンという、キャラメリゼしたリンゴを敷き詰めているものです。
日本で人気のあるモンブランもフランス発祥のお菓子です。アルプス山脈の山に似せて作られるので、雪に見立てた粉糖をかけられているのが本来の形です。
ここからはmeechoo掲載中のフランス発祥のお菓子をさらにご紹介します。ぜひ贈り物や手土産選びの参考にしてくださいね。
優しい雰囲気のあるパステルカラーのマカロンです。味は、栗、チェリー、ブルーベリー、青リンゴ、杏(あんず)の5種類。果実の風味を生かしたマカロンです。
フランス発祥のカヌレを日本人向けにアレンジしたお菓子です。抹茶やドライマンゴー、チョコチップなどをあしらっていて見た目もおしゃれです。
代表的なフラン発祥のお菓子のマドレーヌ、フィナンシェ、ガレット・ブルトンヌがセットになっています。バターの香りが豊かで、ぜいたくなティータイムが過ごせそうです。
コンビニにも置いてあるほど、日本ではすっかりおなじみのエクレアもフランス発祥のお菓子です。こちらはこんなにクリームたっぷりなのに、罪悪感ゼロで食べられる驚きのエクレア!何と、ノンシュガーでできています。
フランス・アルザス地方では特別な日のスイーツとしてや、贅沢な朝食として食べられる伝統の焼き菓子・クグロフ。マリー・アントワネットの好物としても知られています。
こちらはドライフルーツやナッツが散りばめられていて、ちょっと華やかな一品です。